うつで悩むあなたへ

頑張る必要はありません。

10年前、私が睡眠薬を常用していた頃、
独り、自宅でボーッとしながら、
目の前の睡眠薬の束を見て、
「これ飲んだらどうなるのかな?」
と考えたことがありました。

仕事へ行けば手や体は震え仕事どころではなく、
帰宅しても悩み事に頭の中を支配され、
何かをする気力なんて起きませんでした。

苦しくて、辛くて
毎日一人で泣いていました。

頑張って悩み事を考えないようにすればするほど
いらない不安が広がっていき、
大声で叫びたくなることが何度もありました。

そしてその心の不安は、
爆発する直前のまま、
10年以上、
私の心の中に居座っていました。

その爆弾は1年前、
母とのトラブルで爆発しました。

そして泣きました。

心の感情をすべてさらけ出したことで、
自分は家族のことが大好きだったんだと気付いて
泣きました。

鼻水も汗も混じった涙でぐちゃぐちゃの顔。

肩が縦に揺れて抑えの効かない体。

成人してあんなに泣いたのは初めてでした。

でも、そこから私は変わりました。

どれだけ取り払っても
拭えなかった心の不安が
スッと消え、
心が軽くなりました。

自分の感情に気付き、
その感情を全てさらけ出したことが
良かったのかもしれません。

だからあなたも頑張らないで、
そのままのあなたでいてください。

うつを治そうと思わなくてもいいんです。

そもそも”うつ”って悪いことでしょうか?

私は悪いことだとは思いません。

うつになるほど頑張ってきたんですから
「よく頑張ったね」と
むしろ褒め称えるべきなのかもしれません。

あなたはすでに頑張っています。

ちょっとぐらい休んでもいいと思いますよ。

-メンタルヘルス, 精神疾患, 著者
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© 2020 Tatsuro Mochizuki